不動産投資で注意しなければいけないのが、リスクマネージメントです。利回りの高さだけに飛びついては危険もいっぱいです。
業者が言わないリスク?・・・
「利回り15%以上、20%以上の高利回り物件」→本当に重視しなければならないのは、安定して賃借人を獲得できる物件かどうかということです。
→どんなに利回りが高くて、値段が安くても、借りる人がいなければ、転がして転売益で儲ける業者でない限り、そもそも家賃収入が得られません。
→家賃相場や競合環境にも目を配っておかないと、経年による家賃の下落率が非常に大きいとか、一旦空室になるとなかなか埋まらないといった事態に陥っている物件も散見されるので要注意です。
→例えば中古の中には、後で修繕費負担に悩まされるようになるケースも・・。
地方の中古アパートを利回り20%で購入しても、築20年の木造だったため、まもなく、給湯器・エアコン・洗面・キッチン設備の交換が必要になり、数百万円の出費を強いられてしまった事も・・。
もし赤水などが出て配管の修繕や交換が必要になると、20%の利回りでも修繕費で軽く儲けも飛んでしまいます。
→ローンを組んで買う場合は、安定性という点にも要注意。
空室が出たり、家賃が下がったりすると、返済計画に影響を及ぼすため、綿密なシミュレーションは欠かせないのですが・・現実は・・・。
→あるいは多少利回りが低くても、賃貸需要が旺盛で空室リスクや家賃下落リスクのほとんどない人気エリアのデザイナーズ物件を選ぶという考え方もあります。
→不動産投資で成功したという書籍やセミナー情報で、利回り15%、20%という物件を見つけて冷静さを欠いて購入に走る方も増えてます。
→プロの不動産ファンドは首都圏中心部の賃貸マンションに的を絞ってるのはなぜでしょうか。。
一見利回りが高く見える地方でなく・・・。
→数年後にどうなるかをわかっていて購入している勇気のある人ならいいのですが・・・恐ろしい限りです・・・とにかく、賃貸需要を考えることなく利回りに踊らされてはいけないということは、不動産投資を考える上で基本中の基本です。
都営地下鉄「大門」駅 / 直結
JR山手線・京浜東北線・東京モノレール「浜松町」駅 / 徒歩2分