阪神大震災から見る、地震に強いマンションの構造
平成7年1月の阪神大震災では多くの建物に被害が出ました。
それでも鉄筋コンクリート造のマンションにはそれほどの被害はありませんでした。
昭和56年の建築基準法改正により導入された新耐震基準で建設されたマンションについてみると、大破したものはわずか0.3%、中破でも1.3%に過ぎませんでした。
なお、地震保険に加入することで、さらに安心です。
また、ワンルームマンションはファミリータイプと比べますと柱や梁の数が多く、言わば躯体の塊であり、地震には非常に強い構造ですので、その点でも安全性の高い投資と言えます。
この事は、阪神大震災でも立証されました。
阪神大震災以降、マンションで非常にクローズアップされるようになったのが耐震設計です。
しかしながら、図にあるとおり、倒壊、火災で被害を受けた建物の99%近くが1980年以前に設計されたいわゆる第1・第2世代の建物で、新耐震設計になってからの(※1981年以降の建築基準法)建物は殆ど被害はありませんでした。
現行では瑕疵担保責任も10年にまで延長され、欠陥マンションという言葉も聞かなくなりました。
100%ではありませんが、現行の建築基準法で建設されたマンションであれば、阪神大震災程度の地震なら倒壊する事はありません。
《基礎の構造方法(杭基礎)》
シノケンハーモニーでは、しっかりとした地盤に、いつ起きるか分からない地震に備えた確かな基礎を設計。
さらに、建物規模に応じた適切な構造を採用し、設計段階からの耐久性・耐震性のアップを追及しています。
《地盤調査》
たとえどんなに堅固な建物であっても、確かな強さを備えた地盤、そして建物と地盤をしっかりと一体化させる基礎がなければ、その強さを発揮することはできません。
そこでシノケンハーモニーでは、地盤の許容支持力を正確に割り出すために、事前に敷地調査と、標準貫入試験などの地盤調査を実施しています。
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